Q.住宅ローンを組む場合、他のローン(自動車ローンなど)を利用していると審査に通り難くなるのでしょうか?
現在、念願のマイホーム購入に関して夫婦で相談している最中です。
かねてからの願いだったマイホームに関して前向きに検討しているのですが、肝心の住宅ローンの審査に通るのかということに不安を感じています。
共働きで、夫婦共に年収300万円程度の収入はあるのですが、自動車ローンやその他のローン残っています。
住宅ローンでは他のローンが残っている場合に審査に通り難いという話を聞いたのですが、実際にこのようなことはあるのでしょうか?
住宅ローンの審査で、その他のローンがある場合の影響について教えてください。
A.住宅ローンの審査では、他のローンがある場合には審査上では不利に働きます。
住宅ローンを組む上で他のローンが残っているということは非常にネガティブな情報になります。ローン審査前に他のローンなどはできる限り返済して住宅ローンの申し込みを行なうのが良いでしょう。
住宅ローンの審査では自動車ローンのような額の大きい融資は当然ですが、キャッシングなどの額の小さい融資も審査結果に影響を与えます。
融資に関してはできる限り返済し、分散しているローンなどは“おまとめローン”などを利用して整理することが必要です。
キャッシングに関してはキャッシングヒストリーも審査に影響を及ぼします。比較的に近い時期にキャッシングの滞納などがある場合には住宅ローンの審査に通ることが難しくなります。
キャッシングの滞納額が小額であっても資産の管理が出来ていないということを現すものであり、信用情報は低下してしまいます。
ローンの審査では利用額よりも利用履歴が重要視されます。
キャッシングやローンなどに滞納があった場合には、ローン返済後数年間は住宅ローンの申し込みを控えるのも一つの方法です。
逆に言えば、多少のローンがあってもしっかりと管理され滞りなく返済されているのであればポジティブな情報にも成り得るのです。
住宅ローンの審査は長期間の借り入れに対して利用者が確りと返済できるのかを調べるために行なわれます。
他のローンを利用している場合、現在のローンに住宅ローンを加えた上でも十分に生活できる程度の余裕があれば大概は審査を通ることができます。
他のローンを利用している場合には、入念な返済シミュレーションを行ない十分な生活を確保できるのかを確かめてみることが大切です。